コーセー美容専門学校でプロフィギュアスケーター 鈴木明子さんを招き特別授業を開催

コーセー美容専門学校でプロフィギュアスケーター 鈴木明子さんを招き特別授業を開催

秋の澄みきった空が大好きなjellyshです。

2018年8月29日に東京都北区王子にあるコーセー美容専門学校で学生約200名を対象に “特別授業”が開催されました。
コーセー美容専門学校は株式会社 コーセーが母体となり、今年で創立50周年を迎える美容専門学校です。現在「へアデザイナーコース」と「ビューティデザイナーコース」の2コースがあり、全コースで美容師免許取得のための充実した授業を実施。将来、美容業界で活躍を目指す“美のプロフェッショナル”を育成する専門学校です。

今回の特別授業では、当社の商品開発部・美容ソフト開発課のメイクアップアーティスト 石井勲に加え、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さんをスペシャルゲストに招き、鈴木さんの選手時代の経験をもとに、学生達に「夢をもつことの重要性や、夢を叶えるための努力と目標設定」についてのお話をうかがいました。ちなみに石井は、鈴木さんが選手時代のメイクアドバイスやメイクアップを担当したことを機に10年以上の親交があるそうです。学生達はプロフェッショナルな二人の話を、目を輝かせながら真剣に聞き入っていました。以下は鈴木さんのお話をまとめました。

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◆夢を実現するために

「私は6歳からフィギュアスケートを始め、10代の頃は練習をし結果を出せば、その先に世界の舞台があるのだと思ってました。しかし、実際には『世界の舞台に行けたらいいなとか、絶対行きたい』と思っても行けません!」と断言しました。「思いだけでは夢は叶わないのです。」ということを強調されました。「20歳の時、2006年のトリノで開催された大会には出場できませんでした。その当時は体調を崩したこともありますが、目標設定がしっかりとできていなかった。」と振り返ります。

鈴木さんは、「もう一度氷の上に立つ」ことを目標に、1年のブランクを経て復帰されました。「1年半前までは3回転が飛べたのに今はできない。できない自分を受け入れるのにはとても辛くて、苦しかった。しかし、好きなフィギュアスケートの世界に戻ってこれた喜びを大事にしてきました。もう一度、基礎からやり直し2010年のバンクーバーでの大会で復活することができました。大会1年前から、人生でこれが最後のチャンスだと想い、がむしゃらに努力しました。自分の気持ちを素直になることができたんです。」

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◆1年後の目標をリアルにもつことが大切

「1年後、世界の舞台で活躍することを目標にしました。素晴らしい演技でメダルを獲った自分を想像することで、日々やることが決まってきます。人生は日々小さな決断の連続だと思っています。自分に負けそうなときには、メダルを獲ったときの自分、お客さまがどんな気持ちで拍手をしてくれているのか、コーチが泣きながら自分を待ってくれている姿をリアルに想像することで、今やらなければいけない事が自然に決まりました。」
「現役時代は、1年後の目標に対して、1ヶ月単位の目標を手帳に書きとめ、1日の行動を考えました。1ヶ月を振り返り100%のうち70%は達成できたら、何が30%足りなかったかを振り返り、翌月にはできるように努力をしました。また、目標を口に出して言うことで、心が折れそうになった時には、周りのスタッフや友達からのサポートも受けることができました。同時に、自分の発言や行動に責任を持つことにもなりました。自分が本気に一所懸命に取り組むことで周囲との関わり方も変わってきました。フィギュアスケートはいかに「日々の練習が本番で出せるか」が重要な競技です。毎日120%の力を出して練習をし、本番では80%の力を出す気持ちで、日々の練習を積み重ねていきました。」

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◆学生達へのメッセージ

「フィギュアスケートの“メイクアップ”は演技の表現力と自分の気持ちを高めるために重要な要素です。私にとって選手時代のメイクは試行錯誤の毎日でした。石井さんは、アイスショーではスポットライトの当たり方によって、アイメイクのパールやラメの入れ方、リップの発色に変化をつけたりと、一所懸命に私がキレイに見えるメイクのことを考えてくれました。その姿勢に、この人だったら信頼できる!と思いました。人の心が動いたとき、この人から商品を買いたい、この人に任せたいと思います。ヘア・メイク技術とは別の“プラスα”が人の心を動かすのだと思います。最後はその人自身の魅力である“人間力”が決め手だと思います。」

鈴木さんの「フィギュアスケートへの熱い情熱」と「夢を叶えるための目標のもちかた」について話しを聴いた学生達は、多くの感銘を受けたことでしょう。それぞれの将来の夢の実現のために、日々の学生生活を楽しく過ごして欲しいです。最後にみんなで記念撮影です。

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このあと、石井が「フィギュアスケート」と「アーティスティックスイミング」のメイクの違いを再現した授業を行いました。

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フィギュアスケートメイク

7DSC_2927アーティスティックスイミングメイク

8DSC_2932メイクの違いを比較

学生達は競技によってメイクが異なることに驚いていました。衣装の中に使用されている色をメイクの中に取り入れることで一体感が生まれ、その競技の世界感を表現することができるそうです。メイクがもつ表現力と、選手の気持ちまでも変えてしまう“メイクの力”を皆が感じる瞬間でした。

コーセーは2006年から日本スケート連盟のオフィシャルパートナーとして、フィギュアスケートやアーティスティックスイミング日本代表「マーメードジャパン」のコスメティックパートナー契約により選手へのメイクアップとメイク指導などのサポートを行っています。「スポーツをするときも美しく」というコンセプトのもと、独自の撥水技術をもつ1981年に業界初のスポーツ専用化粧品ブランド「スポーツ ビューティ」発売したコーセーは、さまざまな分野のスポーツで「アクティブに、そして美しく戦う」選手たちを支援する活動をしています。

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